現在、研修準備中のためお申し込みの受付も停止しております。

研修について

強度行動障害とは、主に自閉症スペクトラム障害(ASD)の一種で、激しい攻撃的行動や自傷行為、または他人や物に対しての破壊的な行動などがみられる状態のことを指します。この症状は、コミュニケーション能力や社会性の発達に大きな影響を与えることがあり、家族や周囲の人々にも大きな負担をかけることがあります。治療には、個人に合わせた多角的なアプローチが必要とされます。

強度行動障害支援者養成研修は、この障がいにより日常生活に困難を抱えている方をサポートするための研修です。

強度行動障害を抱えた人それぞれの障がい特性に基づく適切な支援を行うことによって、障がいの程度を低減し、生活の質を改善することが期待できます。強度行動障害を持つ人の状況は多様であり、すべての人に同じような結果を期待することはできません。支援者は、その人に寄り添い、最善の支援を提供することが求められます。

研修の目的

「強度行動障害支援者養成研修」は、適切な支援計画の作成、および障害そのものや福祉に関する必要な知識と技能の習得を目的としています。

修了すると、以下の施設で従事することが可能になります。

  • 特別支援学校
  • 障がい者支援施設(デイサービス、グループホームなど)
  • 精神科病院や診療所
  • 児童発達支援・地域子育て支援センター
  • 行動援助事業所
  • 社会福祉法人やNPO法人などの支援団体

また、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスについては、加算要件対象となるため就職採用時に有利になる可能性があります。
※詳細は事業所のある都道府県にご確認ください。

講習内容

基礎研修

対象者

障害福祉サービス事業所等において知的障害、精神障害のある児者を対象にした業務に従事している方、もしくは今後従事する予定のある方

講習の項目

  • 強度行動障害がある者の基本的理解
  • 強度行動障害に関する制度及び支援技術の基礎的な知識
  • 基本的な情報収集と記録等の共有
  • 行動障害がある者のコミュニケーションの理解
  • 行動障害の背景にある特性の理解

受講料

22,000円(税込・テキスト代込)

実践研修

対象者

基礎研修を修了した方

講習の項目

  • 強度行動障害がある者へのチーム支援
  • 強度行動障害と生活の組立て
  • 障害特性の理解とアセスメント
  • 環境調整による強度行動障害の支援
  • 記録に基づく支援の評価
  • 危機対応と虐待防止

受講料

22,000円(税込・テキスト代込)

研修日程

準備中

現在、研修準備中のためお申し込みの受付も停止しております。